風見坂

日々の生活で考えたことや読んだ本などの感想を綴るブログ

昔の文通相手に手紙を出す

 題の話に入る前に少し経緯を話したいと思います。

 七年くらい前のことなんですけど、当時私は大学に入りたてほやほやでした。何か新しいことをやりたいって思っていて、文通を始めようと思ったんです。

 ネットの募集サイトを見つけて、その中のとある人に文通を持ちかけました。私が申し込んだ方は女性で、当時の自分よりも歳が上の方でした。
 早速文通が始まって、その方はいつも素晴らしい手紙を送ってくれました。
 でも、ある時、私の方から手紙を送らなくなってしまったんです。日常が忙しくなってしまって余裕がなくなってしまいました。そこから一ヶ月、二ヶ月と経ってどんどん送りにくくなってしまって、気がつけば七年です。
 ここまでが経緯です。長くてすみません。


 その女性に手紙を送ってみようかなと思うんです。ずっと謝りたかったですし、そろそろ出す勇気も溜まってきた気がするので。
 届くかどうかも分からないですし、届いたところで読んでくれるかも分からないです。私のエゴで止めた手紙を、同じエゴで出そうと言うのですからね。虫の良い話です。

 でも、それでも私は読んでくれたらなって思ってやみません。私の中にいる都合の良い虫が生きてる内に送りたいと思います。